こんばんはハット卿です。シンプルにしたいけど、なんか文字置いた感のあるタイトルで「これ…手抜いてません?」って言われる事ありませんか?本来デザインというモノは如何に情報量を精査して伝えたい事を明確に伝える必要があるので、基本「プラスのデザイン※1」はせずに「マイナスのデザイン※2」がベターですが、「え?もっとタイトルぽくならないですか?」って言われる場合。シンプルだけど、それっぽくなる手法を、これからデザイナーを目指す方、デザインに興味のある方に向けてお送りしたいと思います。

正対の状態

※1(プラスのデザイン)デザインの情報量を増やす事。主に装飾、柄、角度、色を増やす。デザインコンセプトに乗っ取った(意図のある・関連がある)情報を追加する事は好まれるが、ただ目立たす為に行うと情報量が増えすぎて肝心な部分に誘導出来ない。人の印象に誤解を与える可能性があるので注意

※2(マイナスのデザイン)情報を精査して伝えたい事・印象を明確に与える。基礎であるジャンプ率※3にも大きな影響を与える。情報を絞りすぎて逆に伝わらない時もあるので注意

※3(ジャンプ率)見出しと本文に大きさの差を付ける事により優先順位を明確にする。

そもそも「タイトル」っていう人に向けて
タイトルは「題材」だったり「シンボル」になるモノで、タイトル→見出し→本文という優先順位があります。たまに変則的なデザインがありますが、本文が大きくて、タイトルが一番小さいとユーザー心理として本文がタイトル?という誤認が生まれる場合が多々あります。まぁタイトルを大きくが基本と覚えておきましょう。

さて本題

文字の比率は変えずに変化を出す場合

少し書体に変化を加えオブジェクトを追加する

文字を斜体や斜めにする事により空間の広がりが生まれるので、バランス良く配置する事により、よりタイトル感が増します。

基本デザインというのは、コンセプトを経てのデザインである為、上記で紹介したのは、あくまで「小手先」のデザイン技術になります。簡単にいうと「それっぽく見える」だけの知識なので、コンセプト設計に基づかない場合は、あまり意味がないので気を付けましょう。

気をつけて欲しい事

逆にそれっぽく作るプラスのデザインに慣れすぎてしまうと、意図しない所でデザイナー自身が「物足りなさ」を感じてしまい。装飾を繰り返してしまいコンセプトを重視しなくなってしまいます。デザインにとって何が重要でしょうか?それは、それを観るユーザーです。ユーザーが「どう思い、どう感じるか」です。クライアントとユーザーの架け橋になる事が一番重要な事です。デザイナーのエゴではありません。プラスのデザインにすればするほど、ユーザー層がニッチになります。完全に近いマーケティングにより導き出したコンセプトでニッチな層を狙っているのであれば別ですが、シンプルに多くのユーザーに伝えたい場合は、シンプルにデザインする事をオススメします。

と、まぁあくまでアドバイスなので気になされないように!

また機会があったら初級〜中級〜上級と、このブログで掲載して行きたいと思います!

今回はこれにて!

では!