はじめまして

はらといいます。
デザインを本格的に始めて5年目になる、30歳の男です。
趣味は映画鑑賞、読書、アイドル鑑賞です。最近やっとゲームの楽しさを覚えました。ゲーム、ヘタクソだしずっと敬遠してたんですけど、やってみたら楽しくて楽しくて。ヘタですけどね。
時にみなさん、「大乱闘スマッシュブラザーズ」って知ってます?僕は略してスマブラって呼んでるんですが、ありゃすんげえゲームですよ。めっちゃめちゃ楽しい。是非、一度やってみて下さい。損はさせませんから。

僕はザコなんで、ぜーんぜん勝てないけど超楽しい。そりゃ国民的ゲームになる訳ですわ。

さてさて

なにやらNUFのサイトに記事の投稿が出来るようになったみたいなので、早速何か書いてみたいと思います。
今回のテーマは……タイトル見ました?「デザインなんて誰にでも出来る」ですって。デザインで飯食ってる人間がそんな事言っちゃって良いのかよって感じですが、良いんです。だって本当なんだもの。

デザインって何だと思いますか?

かっこいいポスターを作ること?
使いやすいWEBサイトを作ること?
美しいCDジャケットを作ること?
斬新なロゴを作ること?
オシャレな洋服を作ること?

そうですね。これらは全部、デザインです。
でも、これらだけがデザインって訳じゃありません。
タイトルにもある通り、「デザインなんて誰にでも出来る」んです。
ここで、デザインをゆるく広く定義してみたいと思います。

デザインとは、ある目的に向けて行われる工夫や努力の事である。

生きていく中で、解決すべき課題や達成すべき目標があって、それらを解決・達成する為の発想や思考、行動の過程そのものが「デザイン」であると、僕は思っています。

図にするとこんな感じ。英語使うとキマリますよね。何でもね。

どういう事?

って感じでしょうか。
少し例を出して考えてみましょう。
この記事が公開されているのは、2019年の1月です。記事が公開されて比較的すぐに読んでいるあなた、あなたですよ。あなたは今どんな服装ですか?長袖を着ていませんか?着てますね?

それ、デザインです。

「?」って感じですかね。さっきの定義、覚えていますか?
「デザインとは、ある目的に向けて行われる工夫や努力の事である。」
これに当てはめて考えてみましょう。あなたは、なぜ長袖の服を着ていますか?寒いからじゃないですか?
つまり、あなたは今抱えている「寒い」という問題に対して存在する「温かくなる」という「目的」を果たす為に「長袖を着る」という工夫をした訳です。
どうですか、デザインでしょうこれは。

もう大体のことはデザインって言えちゃうんですよね

半袖を着てても良いんです。あなたがそれを着ているのは、きっと「涼しさ」を得る為でしょう。気温が高かったり、お風呂上がりだったり、暑いんですよね。解りますとも。

・お喋りしている時、「ここ、しっかり聞いて!」って所は敢えてゆっくり話す

・おねだりする時、いつもよりも少し可愛い声を出してみる

・メールを打っている時、自分の感情が伝わりやすいように絵文字や顔文字を付ける

こういう工夫って、全部デザインなんです。
「こう見られたいから、こうしてみよう」とか「喉乾いたから水飲もう」とか、「味無いのしんどいから、今日はジュース飲もう」とか、自分の意思で、自分がこれだと思った方法を選んで、望んだ結果を実現した事はありませんか?
ほら、「デザインなんて誰にでも出来る」んですよ。みんな、立派なデザイナーなんです。

生きるって、選択の連続です。課題や問題、大小さまざま山積みです。それらを常に解決していかなければなりません。

課題がある→目的を設定する→達成に向けて動く→達成する

この一連の動きは、意識的にも無意識的にも、日常の中に無数に存在しています。それらをどうにかする為の行動は、全てデザインなんです。

もっかい貼っとこ

その延長線上の、ビジュアルに特化した部分に、僕たち、いわゆる「デザイナーと呼ばれる人々」の仕事があります。
僕たちはプロとして、クライアントの要望=課題と向き合い、その課題解決の為に動きます。ユーザーにどうアプローチするのか、どういう印象を持たせたいか、その為にどんなアウトプットをするのか。その試行錯誤の成果が、先に上げた「かっこいいポスター」だったり「使いやすいWEBサイト」だったりする訳です。

デザインって成果物の事だけを取り上げられがちなんですけど、本質はそこじゃない。成果物はただのゴールなんです。デザインは、スタートでもゴールでもなくて、その過程の全てなんです。だから誰にでも出来るんです。
僕たちは、デザインソフトを使います。でも「デザイナーと呼ばれていない人々」との違いは、そこじゃない。ソフトなんて使い方を覚えれば誰だって使えます。
僕たちの武器は、発想や思考なんです。もちろんソフトスキルは大事。でも、発想や思考の方がもっともっともっと大事。最終的なクオリティの差は、「いかに考えたか」で付くんです。デザインを仕事に出来るかどうかは、ここに分かれ道があると僕は思っています。

暑苦しいですか?


奇遇ですね。僕も丁度今そう思っていました。テレパシーみたいで嬉しいです。(解る人だけ解れば良いというスタンス)

さて、今回は「デザインなんて誰にでも出来る」という話を入口にして、そもそもデザインって何なのか、デザイナーの仕事って何なのか、僕の考えを書いてみました。「何言ってんだこいつ」って人も沢山居ると思います。でもそれで良いんです。だって、デザインにたった一つの正解とか無いし。人それぞれですから。
全体的になかなか小難しい話をしたので、結構くだけた口調にしてみました。言ってみれば、それが僕がこの文章に施したデザインって訳です。ぶっちゃけ好き嫌いは別れそうですが、それで良いんです。届く人も届かない人も、必ず一定数居ますからね。

好き嫌いはどうあれ、引っ掛かりが無いと文章って飽きちゃいますよね

すみません、長くなってますね

もう終わるんでね。すみません。
最後まで読んで頂いて、本当に有難うございます。
次回以降も、こういうがっつりデザインについての話だったり、何かのデザインについて考察してみたり、デザインの事は無視してとにかくアイドルについて書いてみたり、時間があれば色々書いていけたら良いなーと思っています。(次からはもっとコンパクトに)
読んでも良いよって方は是非。またお会い出来るのを楽しみにしています。

ではでは、お疲れ様でした。