NUF WEB部のカワシマです。
カワシマは高校生の頃のときからギターが趣味です。
最初始めた頃、ずっと疑問に思ってたことがありました。
ギタリストの人って指板の音を全部暗記してるの?
今なら多少わかるんですが、丸々暗記っていうわけでもないんです。
今回は「ギターの音階って丸暗記ではないよ。」ってことについて説明していきます。
ギターの音階を決める指板
ギターは指板と言われる部分で弦を押さえてあげることで音階を変えます。
押さえることで張力が変わり音が変わる感じです。理科の実験などで体験した人もいるかもしれません。三味線や琴なんかも同じですね。
この指板の配列ですが…
ギターによって数は異なるんですが、写真のギターだと0〜24列あります。弦が6弦なので6×25=150個並んでいて、それぞれ音階があるわけです。
最初始めるときは「こんなに覚えられない。無理。」ってなります。
ですが、丸暗記する必要はないです。なぜかというとギターをはじめ弦楽器全般に言えることだと思うんですが、音の位置関係が分かれば指板上で音がリンクしていくからです。(めちゃくちゃ簡単覚えられる!!とは言わないけど
リンクしているから逆引きができます。
逆引きするためにはある程度覚える必要もありますけど、個人的には6弦と5弦の5列目あたりまで覚えてれば十分だと思います。
オクターブ
音階は1度から8度の音までがループしていくようになってます。
つまりドレミファソラシドです。ドからドまでで一周。一周回って高い音が8度目になります。
オクターブ上って言われるものですね。同じ音階でもう一個高い音です。
指板上でオクターブはどう逆引きする??
オクターブの話も出たことですし、指板上でオクターブの位置関係を見てみましょう。
わかりやすく、ド(C)の音を見てみます。
赤マークをしてある部分。5弦の3列目がド(C)の音です。
これに対して、”2つ隣・2つ下”。つまり、3弦の5列目。
ここが一周回って高いド(C)の音です。
他の場所に行ってもこの位置関係は同じ
この位置関係は他の場所に行っても変わりません。
例えば6弦の8列目もド(C)の音ですが・・・
ここも”2つ隣・2つ下”がC(ド)の音です。場所が変わっても位置関係は変わっていませんよね。
こうやってギターは指板上で位置関係を追っていってあげると音が分かるようになります。
慣れてくると演奏中にも何の音かが分かるようになっていきます。
最初から指板の音ぜんぶ暗記しなくても…
つまり元になる画像のあたりさえ覚えていれば、どんどん位置関係で追っていくことで音は分かるんです。
楽器をやっていない方には難しい説明になってしまった気もしますが、メカニズムの説明だけでも・・・と思い、記事にしてみました。
「あ〜楽器ってこういう感じなんだ〜」とだけでも覚えてもらえたら嬉しい限りです。
NUF WEB班カワシマでした。
オマケ
この記事を書いた人
- カワシマ
- WEBデザイン部